アロマセラピー入門


アロマ セラピー を楽しもう!


アロマセラピーとは?−歴史・効能/効果−−topへ

みなさんも、ラベンダーのポプリでほっとしたり、、ペパーミントティーですっきっと爽快になったりとすでに香りの効果を実感していますでしょう。

アロマ セラピーは、アロマ(香り)とセラピー(療法)という2つの単語の合成語です。この名前のように、自然の植物に含まれる香りの成分を利用して心身の健康を回復・増進しようという健康法です。

アロマセラピーの歴史

植物の香りを利用することは、紀元前の昔から行われていました。

古代エジプトでは、宗教儀式で香木が焚かれていましたし、クレオパトラがバラを入れたお風呂を好んだことは有名です。

これらがアロマセラピーの起源でしょう。

その後、中世・近世を通じても色々な形で香りは人々にとって重要な働きをしてきました。

20世紀になってから現在のアロマ セラピーが誕生しました。

1931年頃、フランスの化学者ルネ・モーリス・ガットフォセが実験中にやけどを負ってしまった際、あまりの熱さと痛さに近くにあったラベンダー油に思わず患部をつけたところ、非常に早く回復しました。

このことに興味をもった彼は研究を行い、その成果を「芳香療法」という本として出版し、そこで芳香物質(精油)による自然療法を「アロマテラピ(アロマセラピーのフランス語読み)」と名付けたのです。

その後、ガットフォセの弟子のマルグリット・モーリー女史が香りの効能とマッサージを組み合わせ、英国に伝えて普及させたのが「アロマセラピー」です。

アロマセラピーの効果/効能

アロマセラピーの効果/効能は、体のみでなく、心にも及びます。心に対する作用としては、抗うつ、沈静、催眠、催淫、神経刺激 など、体に対する作用としては、強壮、血圧降下、健胃、細胞成長促進、鎮痛、殺菌、消毒などがあります。

どんな効果を期待してどの植物を使用するかが決まってきます。

このことについては次節でご説明します。

エッセンシャルオイル(精油)−topへ

アロマ セラピーでは、植物の花・葉・根・樹皮や果皮などから香り・効能の成分を抽出・精製したエッセンシャルオイル(精油)を使用します。

現在知られているハーブは約3,500種あるといいます。その中で、精油の採れるものは約200種類あり、それぞれ異なった特徴や効果・効能を持っています。

人気の高いエッセンシャルオイル(精油)と、それぞれの効能および禁忌事項(避けるべきこと)があります。以下のページでご紹介していますので参照なさってください。
→主なエッセンシャルオイル(精油)の効果/効能・禁忌事項

エッセンシャルオイルの選び方

アロマ セラピーの精油を選ぶ際の最も重要なポイントは、自分の好きな香りをもった精油にするということです。

たとえ精油に効能があるとしても、香りが嫌いであったら、その効能が十分に発揮されることは期待できないからです。

なお、精油選びで香りを嗅ぐときは、ふたを開けてすぐ閉じ、そのあたりに漂っている残り香を嗅ぐようにします。

びんの口に鼻を近づけて直接嗅ぐと、香りがきつすぎて精油本来の香りがわかりません。

アロマセラピーのしかた・方法−topへ

アロマ セラピーはいろいろな方法で楽しむことができます。

大きく分けると、香りを鼻から吸い込んで脳に働きかけるもの(芳香浴・吸入)と、香りの有効成分を皮膚から直接吸収させる方法(沐浴・マッサージ)があります。

ここでは、それぞれの具体的なしかたと、アロマセラピーを楽しむ際の注意事項をご紹介しましょう。

  1. 芳香浴
  2. 吸入
  3. 沐浴
  4. マッサージ

アロマセラピーの注意事項

ショップ情報−topへ

アロマセラピーのエッセンシャルオイルは実際に香りを確認してから購入するのがおすすめですが、欲しい精油が決まっている場合や忙しくてショップへいく時間がないときなどはネットショップが便利です。

キャリアオイルやアロマキャンドル・アロマポットなど、アロマセラピーグッズのお求めにもご利用ください。

注意! アロマセラピーは時として動物、特にネコに害をおよぼすことがありますので、ペットを飼っている方はご注意ください。 (詳しくは こちら )


アロマセラピーの方法:芳香浴

芳香浴は、精油の揮発性(蒸発して空気中に広がる性質)を利用して、香りを自然な形で楽しむ方法です。

もっとも手軽な芳香浴は、ティッシュ・ペーパーに精油を数滴たらして置いておくというものでしょう。

ハンカチでもかまいませんが、しみになることがある点は注意してください。

また、マグカップなどに熱湯を入れ、精油を3〜6滴程垂らすと、精油が蒸気と一緒に香りがより効率的にお部屋に漂います。

このほか、エッセンシャルオイルを混ぜ込んだアロマキャンドルで芳香浴するのもおすすめです。

本格的な芳香浴をするには、アロマポットを使用します。アロマポットにはキャンドル式や電気式などがあり、さまざまなデザインのものが市販されています。

アロマポットでの芳香浴の仕方は、上皿に7, 8分目ほど水を張り、精油を1〜5滴落としてスイッチを入れます。精油の量は、香りの強さや部屋の広さ、好みに応じて調整してください。

芳香浴吸入沐浴マッサージ

アロマセラピーの方法:吸入

香りを吸い込むアロマセラピーの方法が吸入です。芳香浴よりも積極的に香りを吸い込むので、風邪のひき始めや、肌がカサついたときのスキンケアに効果的です。

ガーゼハンカチにエッセンシャルオイル(精油)を1〜2滴落として精油成分を吸い込むのが、もっとも簡単な吸入法です。

より高い効果を得るためには、洗面器やマグカップなどに熱めのお湯をはり、そこへ1〜3滴の精油を落として立ち上る香りの湯気を吸入します。洗面器を使用する場合には、タオルなどを頭にかぶり、湯気が逃げないようにするといいでしょう。

なお、吸入によりアロマセラピーを行う際には、次のことにご注意ください。

※精油成分が直接粘膜などを刺激することもあるため、1回2〜3分程度とします。
※咳が出たら刺激が強いということですので、吸入を中止してください。
※湯気が立たなくなったら精油ではなくお湯を足してください。

芳香浴吸入沐浴マッサージ

アロマセラピーの方法:沐浴

沐浴は、エッセンシャルオイル(精油)をたらしたお湯につかるアロマセラピーの方法です。沐浴により、有効成分が皮膚と呼吸から体内に取り込まれ、心身の健康を回復・増進します。手浴・足浴といった部分浴、湯船にお湯を半分ほど張ってみぞおち辺りまでつかる半身浴、および全身浴に分けられます。

精油はお湯に溶けにくいので、良くかき混ぜないと原液が直接肌に触れて皮膚を痛めることがあります。精油をお湯に溶けやすくするためには、乳化剤を使うとよいでしょう。

なお、乳化剤のかわりに、精油を塩に染み込ませたバスソルトを自分で作ることもできます。簡単にできますのでおすすめです。※ただし、追い焚きするタイプのお風呂は、塩分や精油成分がフロ釜や排水管を痛める場合がありますのでご注意ください。

バスソルトの作り方:

蓋が出来るような容器に30グラムのあら塩を入れ、3〜5滴の精油を垂らしてしっかり蓋をしてシェイクし、 2週間ほど熟成させればバスソルトの出来上がりです。

肌が敏感な方やアレルギー体質の方は、沐浴を行う場合、部分浴→半身浴→全身浴の順で試していくのがよいでしょう。

芳香浴吸入沐浴マッサージ

アロマセラピーの方法:マッサージ

エッセンシャルオイル(精油)の原液は非常に濃度が高く、そのままでは作用が強すぎます。くれぐれも精油の原液でマッサージはしないようにしましょう。

マッサージでアロマセラピーを行うには、キャリアオイルという薄め液で40〜100倍にうすめて、それを肌にすりこみます。

なお、本格的なアロマセラピーのマッサージをお望みの場合は、一度アロマサロンなどで試してみるのもおすすめです。プロのやり方を参考にご自身でも楽しめそうですね。

芳香浴吸入沐浴マッサージ

エッセンシャルオイル
精油の効果/効能・禁忌事項

エッセンシャルオイル(精油)には、それぞれ効果/効能があると同時に、してはいけないこと禁忌事項があります。

適切な方法ですれば大きな効果が期待されるエッセンシャルオイルも、使用を間違うと効果がないばかりか、逆効果になったり、副作用がでたりしかねません。

アロマセラピーをする際には、これらのことに十分注意して適切なエッセンシャルオイルをお選びください。


精油 効果/効能 禁忌事項
イランイラン 抗うつ 催淫 血圧降下 敏感肌 集中したいとき
オレンジ 催眠 健胃 消毒 整腸 日光に当たる
カモミール 催眠 強壮 消炎 抗痙攣 妊娠初期
クラリセージ 鎮静、鎮痙、通経、抗うつ、子宮強壮 妊婦、子宮ガン、乳ガン、前立腺ガンの人は使用しない、集中力を要する時、多量使用、アルコール摂取の前後
グレープフルーツ 殺菌 消化促進 消毒 利尿 日光に当たる
ジャスミン 催淫 子宮強壮 通経 妊娠時 集中したいとき
フランキンセンス 細胞成長促進 特になし
ペパーミント 駆風(おなかに溜まったガスを排出) 刺激 胆汁分泌促進 抗痙攣 月経過多 妊娠時 敏感肌 授乳時
ベルガモット 殺菌 消化促進 抗痙攣 利尿 敏感肌 日光に当たる
マジョラム 鎮痛、解熱、抗ウイルス、殺菌、殺虫、デオドラント 妊婦
長時間使用
ユーカリ 抗ウィルス 抗菌 アレルギー 高血圧 てんかん
ラベンダー 抗うつ 催眠 沈静 消炎 抗痙攣 細胞成長促進 殺菌 胆汁分泌促進 鎮痛 癒傷 妊娠初期
レモングラス 消化器系強壮、利尿、鎮痛、消化促進、消毒、デオドラント 妊娠中、子宮ガン、乳ガン、前立腺ガン、緑内障の人は使用しない
ローズ 子宮強壮 催淫 妊娠時
ローズオットー 子宮強壮、身体強壮、循環器強壮 妊婦
ローズマリー 神経刺激 収れん(アストリンゼント) 抗痙攣 高血圧 月経過多 てんかん 妊娠時 ホメオパシー(ヨーロッパの伝統医療)中
 

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